4月5日(金曜日)の練習は演武のリハーサルをしました。
演武の練習を始めたのが3月18日(月曜日)
加島教室は月曜日と金曜日の週2回なので
練習できた回数はたったの5回。
そんな中でも生徒達はよく頑張ってくれていると思います。
リハーサルで実際の現場で動いてみて、
やはり外でするのはいつもと感覚が違うみたいですね。
床も板の間ではなくコンクリートなのも初体験。
でも床が板の間でも砂地でもコンクリートでも動けるのが当たり前です。
私も昔はいろんなところで練習していました。
私は普段実家の庭や、小学校のグランドで自主練をしていました。
雨の日は小学校の玄関前のタイルで練習していたこともあります。
地面が砂だから滑る、コンクリートだから飛び技が出来ない、
そんなことは言い訳だと思っています。
武術というものは、いついかなる時でも自分の120%を出せてこそだと。
生徒達にもその感覚を養ってほしいです。
4月6日の演武本番は人もいて、緊張感がリハーサルよりも格段にアップします。
みんなから注目されて緊張する場面は小学生ではなかなか無いです。
そんな場面を経験することもいい練習です。
今度また演武に出演する時や、大会に出場するときに
実力が120%出せなくなる要因の一つが緊張によるもの。
緊張感が無いのもまた問題ですが、
緊張しすぎて固まってしまうのも問題です。
緊張感をしっかり感じながら楽しめるメンタルも必要です。
そのメンタルを養うには場数を踏むことと、普段から鍛錬を惜しまないこと。
普段からいつ人に見せても恥ずかしくない状態を作っていれば、
普段から限界まで鍛錬していれば、
そうそう大きなミスは起きないですし、緊張しすぎることもなくなります。
今回の演武で生徒達は必ず緊張するでしょう。
それによりミスも必ず起きるでしょう。
でもそれでいいんです。
何度も失敗して
恥をかいて
悔しい思いをして
それでしか成長できない部分があります。
いよいよ本番。
自分たちが練習してきたことを、
今見せれる120%を、
全力で演武してくれることを楽しみにしています。
コメント